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リハビリ

最近読んでいる内田 樹さんの「呪いの時代」という本。
タイトルはオドロオドロしいけれど内容はとても面白い。

草食系男子とはなんだったのか(6章)で書かれていた他者との共生が面白かったのでちょっと長めに引用。

〈引用開始〉

(前略)「他者のとの共生の基礎となるのは、実は「我がうちなる他者たち」との共生の経験なのだと僕は思います。僕自身の中にも、「さもしい私」、「邪悪な私」、「卑劣な私」がいる。それらもまた僕の正規の「ペルソナ」のひとつであり、それなしでは僕は僕ではない。自分自身の(ろくでもないものを含めて)さまざまな人格特性を許容できる人間は他者を許容できる。(中略)僕は自分を許すことのできる人間だけが他人を許せると考えています。

〈引用終わり〉


幸運なことに畑、田んぼ、鶏舎の直ぐそばに引越し、これまで暖めてきたアイディアを実現できる環境を得た。

鳥の声に目覚め、日の出を見、風を感じ、沢の音に涼む。稲の成長を見守り、畑の手入れをする。鶏たちの世話をし、犬と散歩する。

当たり前の毎日を過ごすことがすばらしく、この予定調和を崩したくない自分がいる。

でも、その一方でこれもやってみたい、あれもやってみようと思う自分もいる。あの人とこんな企画をやりたい、こういう人たちとこんな経験を共有したい。そう思う自分もいる。

怠惰に過ごしたい自分と、表現したい自分。一人(家族)で過ごしたい自分と、多くの友人とつながって過ごしたい自分。

どれもが僕であることを素直に受け入れる。僕はスーパーな人間ではない。

「隣人を自分のように愛しなさい」とは聖書の言葉ですが、自分を愛するということに関して深く考えたことは無かったかもしれない。理想的ではない自分がいる。ちょっと目を背けたくなる自分もまた、僕を形作るもの。

一歩を踏み出していこう。

ps.僕が引用した部分だけを読むとなんだか小難しい本に感じるかもしれませんが、全体はもっと軽快で楽しい本です。

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