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生産者と消費者

 農業を取り巻く環境でよく言われる言葉。 生産者(農家)と消費者。
 先日お会いした不耕起栽培のTさんからも指摘されたことですし、経済心理学の分野でも良くいわれますが、僕らはみんな生産者であり消費者です。 その両面の中で、消費者としての自分は出来るだけ安く、良いものを買いたい、生産者としての自分は出来るだけ良いものを高く売りたい、そういう矛盾する行動を良くとります。(もちろん僕もです) 
 その行動が間違ったものでは無いことは確かです。 生産者として少しでも良いものを安く作ろうとする努力が在るからです。 でも、経済圏が大きくなり、あるいは生産者の規模が大きくなる過程でその物の適正な価値が分からなくなっているのではないでしょうか?見えなくなっているのではないでしょうか? だれが、どんな風に作っているのか分からないけれども、なんだか色も良いし何よりも安いからこれで良いんじゃない? あるいは、ポップでちょっとこだわりのコメントが在れば、少し高いけれどもこれにしようかと思ったり。スーパーでお肉を買うときそんな風に思いませんか? 僕はそう思っていました。 (今でも良くありますが) お肉を安く作るためにどうするのかちょっとだけ想像してみましょう。 生産者としては出来るだけ安くするために、早く大きくさせたい、飼料代は出来るだけ安く抑えたい、そういった行動をとるでしょう。 その結果、どういうお肉ができあがるのでしょうか。 

 忙しい毎日の中でそんなことに気を配っていられないよ、と言う意見ももちろん分かります。 僕もそういった毎日を送っていましたから。  でもちょっとでも違う見方をすれば、あるいは見ようとすることによって手間が増えるだけ、と言うのではなく、もしかすると新しい世界が開けてくるのではないでしょうか? 

 話は変わりますが、昨日農園にこられたKさんの話のなかで、ある大声で叫んでいる方を見たときに、以前は単にうるさいなあと感じていたのが、見方を変えてこの人は何を感じ、伝えたいと思っているのかと見ると、まったく感じ方が変わったというお話がありました。 

 見方を変えること。自分の価値観を見直すこと。 これが閉塞感にとらわれることなく、希望を持ってこれからの時代を生きていく僕たちにとって大切な事ではないかと感じます。

 色々な人と繋がっていくこと、その中で自分の価値観を少しずつ変え、磨いていきたい、そんな事をおもう今日この頃です。

 桑のは
ヤギが大好きなクワの葉
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